釣 行 記 録
釣行日 2009年05月11日 04:00〜14:00
行 先 和歌山県 田辺市 沖磯 上ノ鼻
釣 果 尾長グレ 38尾(最長 27p)・サンノジ・イスズミ・オヤビッチャ
釣 法 フカセ釣り(全遊動)
竿 SHIMANO 鱗海エランサ 0号-530
リール SHIMANO BB-X HYPER FORCE Mg2500D+夢屋スプール
+ ファイアブラッド2500D
ライン TORAY 銀鱗SS-ハイポジションフロート 2.5号
ウ キ 釣研 X−D 2−1−2 0号
直 結
ハリス SUNLINE Vハード 1.25号 2ヒロ
Gamakatsu ひねくれチヌ(ストレート) 3号
エ サ マルキュー くわせオキアミスーパーハード M
+マルキュー オキアミ職人
まき餌 オキアミ撒餌用15キロ + マルキュー チヌパワーV10白チヌスペシャル 2袋
+イワシパワーチヌ 1袋 + ムギコーン 1袋
潮 種 大 潮
東のち南西 0.5m
気 温 20.1℃
0.5m
所 感 鱗海エランサ 0号―530
 今回この釣行に、チヌ竿の0号を1本欲しいな…と思い、鱗海スペシャルアートレータか、鱗海エランサか…と悩みました。チヌ竿入門用に、エランサを購入。私は大知昭さんのファンなので、いつかアートレータの0.6号あたりを絶対買うだろうな…という前提です。
 本釣行で、恐れていたサンノジを見事に3回ゲットし、うち2回は極翔磯で、1回はエランサで取り込みました。
 実際は、針掛けしたものの、ハリスをブチ切られた事が多々あったのですが、当場所にはサンノジの他にイスズミも多い事が分かり、5対5くらいの割合でサンノジだっただろうと推測します。
 最後にサンノジを掛けた時は、本竿はリールのすぐ上の胴から曲がるが、そこから竿が戻ろうとする力がすごく強いと感じました。竿が柔らかい分、サンノジが激しく頭を振っても、硬調な極翔磯に比べて手元への衝撃が緩和され、竿の圧倒的な軽さも重なって取り込みの疲れを感じさせません。取り込みが楽になった事から、極翔磯でがっかりしていたサンノジが、練習の逸材に代わったような感じでした。
 グレ、昨日のイサキも本竿で取り込みをしましたが、新穂先タフテックのおかげもあり、今回のような木葉グレから小型グレまでは、サンノジほどネックになることなく取り込めました。
 ただ、イサキは朝に極翔磯で1枚、夕方本竿で1枚それぞれ掛けましたが、左へ右へ落ち着かない魚のため、苦労を強いられました。エランサ0号は、中型以上の餌取りが混ざる釣り場には、やはり苦しい竿だろうと言えます。つまり、内湾や防波堤、筏・カセ向きでしょう。
 しかし、今回のように「練習」や「冒険」をするには、リーズナブル(?)な割に予想以上のタメっぷりをみせつけてくれると評価したいと思います。
 以前、アートレータを大知昭さんが紹介していた時に、この「竿が戻ろうとする力」を「筋肉」と表現していましたが、このエランサも「筋肉」が強い竿だと思いました。
 鱗海シリーズ特有の好感度白穂先は、本竿にも採用されておりますが、今回は0釣法でしたので、竿先から水面まで道糸を張れない釣りでした。この件は後日、神戸和田防で検証してみたいと思います。