コージ、雑魚を食う!を独自でやってみた。

おしながき1品目 イスズミの煮付け

…ということで、第1回目の今回は、5月に釣った良型イスズミのまずまずの磯臭さを消す方法です。

先にお詫びです…。
じつは、丁度本日、バカをやってしまいまして、大事なデジカメを潮まみれにして潰してしまいました。
ので、当面携帯のカメラでの対応になります。写真もバカスカ撮れなさそうです。どうもすいません…orz


食材はこちら↓  じゃ→ん!!

イスズミです。はい…\

他には、ダシ用乾燥昆布、砂糖、酒、ねりしょうが、薄口しょうゆ、みりん  …こんなもんです。

まず、イスズミさんが釣れたら、氷がある場合は魚の急所をアイスピックで2か所刺して、一気に血抜きをしてください。

血抜きができても、イスズミさんがパタパタと若干動きますが、
臭み抑えの為、気にせず内臓・エラを一気に取り除いてください。

内臓とエラを取り除いても、イスズミさんの胸ビレと背ビレはピクピクしています。すまんのう…  今晩出そうだ…ww

気にせずウロコも全部剥いで下さい。

下ごしらえが出来たら
氷の中へ速やかに入れてください。これで臭み抑えはOKです。


尚、私のように、氷はどおせ溶けるからということで持参しない方は、スカリで生かしておき

下ごしらえするまではバッカンに海水をはって
イスズミを生かすようにしてください。

イスズミのような臭みの出る魚に留まらず、
魚は鮮魚が命でごわす!!誰やねんwww


家に持ち帰る途中、クーラー内の氷は溶け切らさないように注意して下さい。



さて、持ち帰ったら、クーラーに入れたままで、煮物の準備です。

22センチ以上の鍋に、7か8分目まで水をはり、だし用乾燥昆布1枚を入れてフタをし、弱火で沸騰させて下さい。

沸騰させている間にイスズミをクーラーから取り出し、頭を落とし、胸から尾まで3等分にブツ切りします。

ブツ切りしたイスズミのキレイな白身を見て、お刺身にしたくなったら、迷わず身の匂いを嗅いでみてください。

「おにぎり波ぁ〜」「磯くせぇ」

これで刺身にするのは諦めがつくはずですwww


ブツ切りしたイスズミは、すべてのぶつ切りの両面に「×」と軽く包丁を入れて、身に味がいきわたるようにして下さい。

沸騰したら、昆布を取り出します。火は弱火のまま、このダシ汁へぶつ切りイスズミを静かに入れます。ダシ汁へ浸けこんでください。

しそ梅干し2個、おろししょうが大さじ1、薄口しょうゆ大さじ3、みりん大さじ3、砂糖小さじ1/2、酒大さじ2を入れて

鍋内全体に行き渡るように菜箸でやさしく混ぜてください。

フタをし、弱火のままグツグツと30分。

フタを開けるとびっくりします。

「クサくなぁ〜いっ!!」

汁が浸るように、少し深めのお皿へ盛り付けて完成です!!

\じゃぁぁん!!/


今日釣れた、チヌと入れ替えておきましたぁ☆
 ウソウソ。ちゃんとイスズミですよwwww

インターネットでイスズミを紹介しているページでよく目にしたんですが、皮は若干臭みが気になるかもしれません。

皮が気になる方は、箸で皮だけきれいにとれますので、
皮を剥いで召し上がってください。

身の方ですが、ウメボシと生姜が臭みを消してくれています。この方法は、私の母親に習いました。いやぁ、梅干し万歳!!

ちなみに私が使ったのは、南高梅のしそ梅干しです。極力、素材もやっぱり和歌山で決まりっ!!

それに、タイやチヌを煮つけにしたものより、脂がのり、そのわりに実がしっかりした筋肉質で食べ応えがありました。

今回、この方法でネックな臭いが見事に消えたのが完璧でした!



食べてみると、非常に食べやすい魚だということが分かりました。小骨も無く、苦労しませんでした。

また、最後に残る煮汁…。これにも臭みはなく、むしろ完璧な魚のダシが出て
飲みやすいものでした!

もともと冬には重宝される魚なだけはあるなという感じでした。夏場がどのくらい臭くなるのか分かりませんが、今回のところ、臭み消しは大成功でしたので

みなさんもお目にかかることがありましたら、是非1度お試しください!んまぁ、釣るしかないんですがwww

決して私が舌オンチなわけではありません。
多分…www